井関 涼子 教授

法学部 法律学科

ようこそ、研究室へ

同志社大学ではどんなことが学べるの?どんな先生がいるの?
実際の研究室を訪ねて、先生にお話を聞きました。

知的財産の保護と利活用を研究

こんにちは。井関先生は今、どんな研究をしているのですか?

井関先生 専門は知的財産法です。小説、音楽、美術、映画などの著作物や、発明、商標(ブランド)といった知的財産を保護して活用するための知的財産法には、著作権法、特許法、商標法などがあり、私は特許法を中心に研究を行っています。「医薬品の発明に対する特許権」を研究テーマの一つにしており、先発医薬品とジェネリック薬を巡る企業間の紛争において、バランスのよい解決に向けた考察に取り組んでいます。

サザンオールスターズの「いとしのエリー」とレイ・チャールズによるカバー曲、TAが作詞作曲した曲を素材に、著作権侵害の仮想事例問題について交渉しているゼミ合宿の様子

研究にのめり込んだきっかけ

先生はどうしてこの研究への道を選んだのですか?

井関先生 実は京都大学法学部生の頃は、法律学に馴染めませんでした。同志社大学には当時はまだ珍しかった特許法の講義があり、教室に潜り込んで聴講し、その面白さに感銘を受け毎週通ったことがきっかけです。講義を担当されていた仙元隆一郎先生に手紙を書き、ゼミに受け入れてもらったことで、さらに特許法の研究にのめり込みました。

いま研究室で推しの学び

学生たちはいま先生の研究室(ゼミ)でどんなことを学んでいるのですか?

井関先生 「ファッションの保護」「AI生成物と著作権法」「特許権侵害が成立する範囲について」「色彩のみからなる商標の登録について」など、一人ひとりが興味をもった多様なテーマで学んでいます。

この研究が持つ可能性とは

この研究はどんなことに役立つのでしょうか。

井関先生 卒業生の多くが知的財産法に関する知識を活かして、発明を活用するメーカーの法務部・知的財産部や、音楽、ゲーム、出版などのエンターテインメント産業で仕事をしています。

井関先生が思い描く未来

先生のいまの目標、夢は?

井関先生 毎年新しい学生をゼミに受け入れ、その成長を見守ることは何よりの喜びです。また、卒業生の近況報告を聞く時間も本当に楽しいひとときです。知的財産法を研究する仲間たちのつながりをさらに広げ、深めていくことが私の夢です。

井関先生からメッセージ

これから大学への進学を目指している人たちへ、メッセージをお願いします!

井関先生 自分の無限の可能性を信じ、好きな道を進んでください。迷うことは非常に貴重な経験で、必ず将来の糧になります。私も若い時は大いに迷い、長い回り道を経ましたが、その時の悩みや苦しみが今に活きていることを実感しています。人生百年時代、じっくりと考え、自分の生き方を選び取ってください。

井関先生、本日は様々な質問にお答えいただきありがとうございました!

プロフィール

井関 涼子

法学部 法律学科

京都大学法学部卒業。京都市役所勤務を経て弁理士試験合格。同志社大学大学院法学研究科私法学専攻修了。同志社大学法学部助手、同専任講師、同助教授、ミシガン大学(アメリカ)ロースクール客員研究員を経て同志社大学法学部教授。

出身地:
生まれは札幌、小中高は岡山
趣味:
ピアノ(メンデルスゾーンや坂本龍一)と園芸(珈琲の木、ブラックベリー、かりんを育てています)、美術、映画、音楽鑑賞
休日の過ごし方:
休日は滅多にありませんが、コンサート(主にクラシック)に行ったり、美術展に行ったりします。

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