文化情報学部FACULTY OF CULTURE
AND INFORMATION SCIENCE

2024年4月より新カリキュラムへ変更します

学部概要

POINT

  • 「文化」を「データサイエンス」の手法で解明、人間の本質に迫る
  • 文理の垣根を越えた分野横断型カリキュラム
  • 人類の叡智である「文化」の知見を深める
  • データから新たな価値を引き出す「データ解析スキル」の習得
  • 学生と教員が同じ目標を共有する探究型の学び

文化をデータサイエンスの手法で解明、
人間の本質に迫る。

文化情報学部は、これまで自然科学の分析対象ではなかった「文化」を、「データサイエンス」という手法で探究する“文理融合”の学部です。データサイエンスとは、統計科学と情報科学に根を下ろした、データの収集と管理分析に必要な理論と方法に関する学問です。特に、近年の目覚ましいコンピュータ技術の進歩によって、以前は考えられなかったような複雑で高度な分析ができるようになり、今やあらゆる分野でデータサイエンスの手法が導入されています。
文化情報学部では、芸術や言語、社会、経済、歴史、心理など人間の営みである文化をデータ化し、文化現象をデータサイエンスという方法論で解釈することで、これまでの研究では明らかになっていなかった事実を教員と共に探っていきます。たとえば、浮世絵の美人画を数量的に解析することにより絵師のスタイルを浮かび上がらせる研究、人のしぐさや動きを測定し分析することで他者理解を深める研究など、データを教員と共に解釈していくことで、これまでにない視点で人間の営みを捉えることができるようになり、新しい発見や社会が抱える問題の解決法を提供することができるのです。
文化情報学部は、文化と人間に関する捉えがたい現象に対し、文理の枠を超えた柔軟な発想によりデータサイエンスの知見と文化領域の幅広い知識に基づいて、科学的探究を行えるような人物を養成することを目的としています。

学部・学科情報

学科(1学年定員)

  • 文化情報学科(294)

特色

  • 人間の営みである「文化」を分析し、新たな見方を発見
  • 高度なデータ分析能力を修得し、情報を使いこなせる能力を育成

設立年

2005年度開設。文理融合の学部

主たる校地

京田辺

取得できる免許・資格

  • 小学校教諭一種 ※1
  • 高等学校教諭一種(情報)
  • 図書館司書
  • 学校図書館司書教諭
  • 博物館学芸員 など
  • ※1 神戸親和大学通信教育部および佛教大学教育学部(通信教育課程)との連携プログラムにより、高等学校一種免許状とともに、小学校一種免許状を取得することが可能※プログラム履修料は、別途必要

関連のある主な資格

  • 社会調査士
  • 情報処理技術者 など

卒業後の主たる進路

  • 大手企業(IT、メーカー、金融、商社など)の総合職
  • 企業・公的研究機関の研究・開発・専門職(AIエンジニア、データサイエンティスト、博物館学芸員など)
  • 大学院進学

専任教員数 ※2

26

  • ※2 2023年5月1日現在

学生数 ※3

1237(男子:680、女子:557)

  • ※3 2023年5月1日現在

学部の特色

実践を通じて問題の発見、解決能力を養う

文化という捉えにくい現象を正確に把握するため、3年次以降の必修科目(「ジョイント・リサーチ」「リサーチ・セミナー」「リサーチ・プロジェクトⅠ・Ⅱ」)で実践を繰り返しながら中核4技能(抽象化、体系的思考、実験、共同作業)を養います。

社会に必要な人間力を高める

4年次生や大学院生からの研究発表、文化情報学に関する学びや就職活動に関するプレゼンテーションを聴講してレポートにまとめる「文化情報学2」や、文化情報に関わる教養を身につける「文化情報学トピックス」などの科目を通して、社会で求められる力を育成します。

変革の時代における即戦力へと成長する

数多くの専門科目で得た高度な知識と実践力を身につけた卒業生は、文理融合の学びにより培われた「解く価値のある問い」を科学的根拠に基づいて的確に解くことができる能力が評価され、あらゆる業種のさまざまな職種で変革の時代の即戦力として期待されています。

学科の詳細情報