文化情報学部の
特徴的な学び

※2024年4月より新カリキュラムへ変更します

論理的思考教育プログラム

国際レベルの論理的思考力、表現力で社会に貢献する

本学部では文学部との共同事業として、主に1・2年次生を対象とした「論理的思考教育プログラム」を開発しています。私たちが普段何気なく行っている論理的思考は、適切な訓練によって高度な発達が可能です。
近年、多くの企業が論理的思考力を社員に求める最も重要な能力の一つと位置付けています。こうした流れを背景に、文部科学省も思考力や判断力を教育重点課題とするようになりました。将来的には、「ほとんどの若者が大学卒業時には高度な論理的思考力を身につける」時代が到来します。
本プログラムは、これまで日本の大学で教えられることが少なかった、論理的思考のための技術と知識を育成する多彩な内容を展開します。社会の流れを先導し、同志社大学の良心教育の伝統の中で、論理的思考の能力を自分のためだけではなく、社会のために正しく用いる力を養います。

ジョイント・リサーチ

共同研究で切磋琢磨し、学問の醍醐味を知る

1・2年次で修得した文化の知識と「文化を科学する」ためのデータサイエンスのスキルをもとに、文理融合的なテーマごとに編成されたクラスに分かれ、グループ単位でレベルの高い実践的な演習を行います。より専門的・分野融合的な観点から研究の基礎を学ぶことで、課題発見能力・解決能力を養います。実験・調査を通して得られたデータをもとに、グループ単位で論議を重ねていく中で課題を発見し、そのデータの分析を通して意味のある知見や課題の解決法を探索するという一連のプロセスを通じて、学問の面白さを実感できるはずです。同時に、グループ内での議論や協力関係の構築は、アカデミックな知的コミュニケーションを行うためのスキルの習得にもつながり、3年次秋学期からのリサーチ・セミナーおよび4年次におけるリサーチ・プロジェクトを含めたさまざまな場面で他者の視点からものごとを考えていくことができるようになります。

文化情報学トピックス

伝統芸能からマンガ・アニメまで、古今の多彩な文化に触れる

「文化」を科学することを標榜している文化情報学部において、実際に「文化に触れる」ことは極めて重要です。「文化情報学トピックス」では、伝統文化、現代文化など、さまざまなジャンルにおける文化について、伝承者をはじめとする第一線の講師が、文化に関わる技能や伝承について解説する科目や、現代において「文化」を考えることの意味について考える科目を複数設置しています。たとえば、「京都の伝統文化」では能や香、百人一首かるたなど、京都で連綿と受け継がれてきた伝統的な芸能と文化との特質について、その伝承に実際に携わる専門家が講義します。