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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

社会学部 社会学科

小松夕夏さん

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

同志社大学の各部活動の活躍を伝える「同志社スポーツアトム編集局」での取材活動です。主に相撲部を担当し、取材のため全国各地の会場に足を運んでいます。相撲についての知識は全くなかったため、担当することが決まってから専門書や動画を見て勉強しました。原稿をまとめる際に意識しているのは、結果だけではわからない選手の素顔や会場の熱気を盛り込むこと。事実を伝えるためには、自ら情報を集める必要があります。これらの経験を生かして、将来は記者を目指しています。以前からマスメディアに興味を持っていましたが、取材を通して自分の知見を広げられる楽しさを、より一層感じることができました。自分の手で集めた事実を社会に伝えていきたいです。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

マスメディアが社会に与える影響について興味を持っていたため、社会学部メディア学科との選択に悩みましたが、説明会で聞いた話を参考にして社会学部社会学科を志望しました。カリキュラムや卒業生の卒業論文も幅広いテーマが扱われていることから、学びのテーマが明確に定まっていなかった高校生の私にとって、メディア以外にも幅広い内容に取り組める社会学部社会学科は最適だと思いました。社会学科の講義ではさまざまな社会問題を取り扱うため、日頃から新聞やニュースを見ることが求められます。また、同じゼミに所属していても、学生によって研究テーマはさまざまなので、自分の学びを追求できると思います。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

学部選択科目の『地域社会学』です。高度経済成長期以降、日本の各地域がどのような発展を遂げ、どのような問題が起こったのかを知ることができ、特に印象に残っています。日本の社会運動の歴史を探る上で重要な「NIMBY問題」についても、この講義で初めて学びました。ゴミ処理場や原発、米軍基地など、豊かで安全な暮らしを守るために必要な施設の多くは地方に置かれ、反対運動が起こってきました。その合意形成の過程や歴史について学ぶため、私はいま、講義を担当された轡田竜蔵先生のゼミで研究に取り組んでいます。新型コロナウイルス感染症の影響で、密集型のデモが起きにくくなっており、今後の社会運動の形を考えていきたいと思います。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

「当意即妙」な対応ができる、真面目で賢い人が多いと思います。また、私は大学と同じ法人内の高校からの内部進学生ですが、内部・外部進学生を問わず機転が利く人が多いと感じます。多分野にわたる知識を持ち、個性的で面白い人がたくさんいます。

05

Q. あなたにとっての同志社大学って
どんなところ?

A.

社会へと繋がる「入り口」です。同志社大学にはたくさんの扉が用意されていて、学生はどの扉も開くことができます。また、幅広い授業や制度、課外活動があり、上手く活用することで学生生活が豊かなものになります。友人が利用した早稲田大学との交換留学プログラムも、非常に素敵な制度だと思いました。私は課外活動に多くの時間と情熱を注ぎましたが、どの扉を開けるのかは学生一人ひとりの意思によって決まります。自分が興味を持つ分野のほうだけを向くのではなく、好奇心旺盛にアンテナを張ることが大切です。

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