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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

文学部 文化史学科

金子龍真さん

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

京都・奈良を中心にさまざまな寺社や博物館を訪れて、できるだけ多くの文化財を見ることです。歴史学を専攻しているため、1年次の頃から積極的に足を運び、趣味の写真撮影も兼ねた「遊び半分、勉強半分」といった感じで、仏像・絵画・建築物など多様な文化財を巡っています。訪れる機会、学ぶ機会を増やすため、京都を巡るサークルに入会し、学科の美術史研究会にも参加するなど、精力的に活動を続けています。サークルでは、寺社の特別公開のボランティア活動にも携わっており、より密接に文化財と関わり合い、考える機会を持つことができたと感じています。将来的にも、どのような形であれ、文化財と関わることができればと考えています。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

幼い頃から歴史が好きで、高校でも日本史が最も好きな科目だったため、他学部と比較検討することもありませんでした。ただ、歴史を学ぶことができれば、どの大学でも良かったというわけではありません。大学では日本の美術作品や建物などを題材にした研究活動を行いたいと考えていたので、数多くの文化財があり、平安時代から江戸時代まで都が置かれ、長く歴史の表舞台であった京都の地で、歴史を学びたいという気持ちを強く持っていました。京都で歴史を学べる大学に焦点を絞った結果、文学部文化史学科を選びました。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

印象に残っているのは全学共通教養教育科目の『日本史(1)』です。日本における古代までの神道・仏教・神仏習合の様相を知る講義で、神社や寺がどのように生まれ、信仰されてきたのかを学びました。当時と現在では神社や寺に対するイメージが大きく異なっていたことが非常に新鮮で、大学で日本の寺社や仏教美術などを学ぶ上で重要な基礎知識になると感じました。また、学科選択科目では、歴史は研究される時代の社会状況などに影響され、研究手法も変化していくことを学んだ『日本史学史(1)・(2)』、私の専門研究分野である仏教美術の基礎を理解する『日本美術史(1)・(2)』など、興味深い講義がありました。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

学生数が多く、全国各地、世界各国からさまざまなタイプの人が集まっているため、ひとことで表現できないことが特徴だと思います。それでも、多くの学生が自分のやりたいことを持っていて、学問・サークル・アルバイト・ボランティアなど、自由に取り組んでいるという印象を持っています。また、学生数が多いからこそ、共通の趣味を持った人と出会う確率が高く、一人ひとりが楽しいキャンパスライフを過ごしていると感じます。

05

Q. あなたにとっての同志社大学って
どんなところ?

A.

学科やサークルなどさまざまなコミュニティを通じて多様な人に出会い、積極的に交流することで、大学の枠を越えて人脈を築くことができる場所だと思います。また、歴史学を専攻する学生としては、歴史の中心地に立地し、寺社へのアクセスが便利で、キャンパス内にも多くの文化財がある環境は、学びの意欲を高めてくれます。国の重要文化財に指定された建物で、当たり前のように講義を受けられることは、本当に恵まれていると思います。

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