55

同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

社会学部 社会福祉学科

眞壁更紗さん

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

硬式野球部の学生トレーナーとして、リーグ戦優勝と明治神宮大会出場を目標に、選手と一緒に日々の練習に取り組んでいます。学業との両立は大変ですが、一生懸命に練習する選手の姿が励みとなり、「自分も頑張ろう!」と思えます。試合に勝った時の喜びは、とても言葉では言い表せません。新チームが始動して最上級生となり、常に「学生トレーナーとしてチームのために何ができるか」を考え、引退する時に悔いが残らないよう、一日一日を大切に過ごしたいと思っています。将来は社会福祉士や精神保健福祉士として、福祉の現場で働きたいと考えています。国家試験に合格できるように、部活動と資格取得に向けた勉強を両立させたいと思います。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

両親が介護施設を運営しているため、幼い頃から高齢者と接する機会が多くありました。中学生の時には、漠然と「福祉に携わる仕事をしたい」と思っていましたが、高校生の時に介護現場の問題点をリアルに描いた漫画と出会い、自分が思い描いていた世界との違いにショックを受けました。そして、「年齢を重ねても、認知症になったとしても、その人らしく生きるためのお手伝いをしたい」と感じたことが、社会学部社会福祉学科を志望するきっかけとなりました。福祉にまつわる問題は遠い世界の出来事ではなく、誰もが直面しうる身近な問題です。すべての人が「ふだんの暮らしのしあわせ」を実感できる社会を目指して、日々福祉の勉強に取り組んでいます。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

3年次の夏期休暇に実施される社会福祉士の資格を取得するための「現場配属実習」です。「現場配属実習」に向け、1年次から受講する必修科目の『社会福祉実習』では、同科目の『Ⅰ・Ⅱ』で基礎知識を身につけ、学年が上がるにつれ、同科目の『Ⅲ』などでより専門的に学びを深め、ソーシャルワーカーに必要な「多角的に物事を見る力」を養っていきます。それでも、実際の「現場配属実習」(『社会福祉実習Ⅴ・Ⅵ』という正課科目の一部)は、教科書や講義だけでは得られない貴重な体験ばかり。経験をもとに価値観を再構築し、クラス全体で共有することで、さらに学びを深めていきます。約1カ月間の実習を通じて福祉の現場を知り、必要とされる知識やスキルを身につけ、ソーシャルワーカーとしての専門性を高められることが、社会福祉学科の大きな魅力だと思います。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

何事にも全力で取り組む学生が多いです。部活動やサークル活動、研究や資格取得、アルバイトなど、対象は人によってさまざまですが、皆が将来の夢や目標に向かって一生懸命に努力していて、特に社会福祉学科ではボランティアサークルに参加している学生が多いと感じます。また、海外からの留学生が多いので、文化や価値観の違いに触れ新しい発見をすることができます。自分がやりたいことに時間を割けるのは大学生の特権であり、同志社大学には個性的な人が多いので、学校生活を通して多様性を受け入れ、互いの個性を尊重して認め合える関係性を築くことができます。

05

Q. あなたにとっての同志社大学って
どんなところ?

A.

附属小学校から通っている同志社は、「私の青春そのもの!」です。この15年間を通じて、素敵な先生や生涯の友に出会うことができました。また、社会福祉学科がある新町キャンパスの校舎には、創立者である新島襄先生の「諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ」という言葉が刻まれています。小学生の頃から、その言葉の意味を何度も教わってきましたが、大学生となったいま改めて考えると、「一人ひとりを個人として尊重し、気持ちに寄り添い支援する」という、社会福祉に必要な精神に通ずるものがあると感じます。新島先生の言葉や、同志社教育の原点である「良心」は、人として、社会の一員として、卒業後も大切にしていきたいと思います。

other interviews 他の学部生のインタビューはこちら

PAGE TOP