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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

理工学部 機械システム工学科

山田貫太さん

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

1年次の時から継続する英語学習、なかでも会話力の向上です。以前、インターネット上での英会話で自分の意見を英語で上手く伝えられず、「関心を持たない人」と思われたことがあります。英語で円滑に意思疎通ができれば、もっと意見を交換して知見を深められたはずで、自分の可能性を広げる重要なスキルとして会話力の向上に注力しています。将来の夢は宇宙産業の発展に関わることです。人類が初めて人工衛星を打ち上げてから半世紀、宇宙産業は目覚ましい発展を遂げました。これからの半世紀は天文台や火星への中継点として、月面が新たな宇宙探索の舞台となると考えられています。私はその基礎構築に携わる「月面作業員」のような仕事がしたいと考えています。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

幼少期に時計の構造に興味を持ち、こっそりと分解・観察して組み立て直した結果、時間が1時間遅れていることに気づかず、翌日の学校に遅刻したことがあります。漫画のような話ですが、いま振り返ると、この時から物の構造や動作原理に対し好奇心が芽生えていたのだと思います。中学・高校と進むにつれて思考がより理論的になると、関心の対象が設計や開発へと移っていきました。学部選びでは「学問を理論的に学びたい」、「知識を生かしたものづくりがしたい」という2つの選択肢の間で悩みましたが、理学・工学が表裏一体で結びつき、ものづくりの基礎を学べる理工学部機械システム工学科なら、どちらの思いも叶えられると考え志望しました。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

2・3年次に受講した『機械物理実験』や『機械工学実験』です。実験科目では班に分かれて隔週で実験を行い、その結果と考察内容をレポートにまとめます。実験を担当する先生への説明が不十分だと再提出になるため、実験後も班のメンバーと密に連絡を取り合い、議論を重ねてレポートの質を高める努力をしました。その過程で、結果を分析して理論に基づき考察する難しさを学び、議論を通じて自分にはない発想や着眼点を得られることに新鮮さを感じました。班の仲間と切磋琢磨して、協働しながら課題を乗り越える楽しさを見出すことができ、とても印象に残っています。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

熱意にあふれているという印象を持っています。理工学部は他学部に比べ必修科目が多いのですが、本業の勉学はもちろん、多くの学生がさまざまな活動に熱心に取り組んでいます。部活動で新たな役職を作ったチャレンジ精神旺盛な人や、日本語を学びながら単位の修得に励む留学生もいます。入学当初は特に打ち込みたいものがなかった自分ですが、学生生活を通じてたくさんの人と出会い刺激を受け、英語学習という目標に向かう「熱意あふれる人」になれたのではないかと思っています。

05

Q. あなたにとっての同志社大学って
どんなところ?

A.

ずばり自己成長の場所です。大学は中学・高校とは異なり、より多様な価値観や関心、経験を持つ人が集まっています。さまざまな人と積極的に交流することで、自分らしさや新たな一面を見つけることができます。私自身、異なる価値観を柔軟に受け入れることで長所・短所に気づき、自分の「個性」が見つかりつつあると感じています。学びの場所は講義だけではありません。人とのつながりから学び、同志として互いを高め合う同志社大学の環境で、日々、自身の成長を実感しています。

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