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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

文学部 国文学科

西井萌栞さん

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

現在、打ち込んでいることはゼミでの研究活動です。私が所属するゼミでは江戸時代前後の文学・芸能をテーマとして、フィールドワークを通した学習に取り組むことが大きな特徴です。図書館にある文献を読むだけではなく、映像やインターネット上にあるデータベースなどを活用して資料を集めるほか、実際に歌舞伎や人形浄瑠璃を鑑賞したり、博物館や美術館へ足を運んだりなど、多角的な視点から情報を集め研究を進めています。研究活動を通して、自ら資料を集め、見比べ、必要な情報を見極める力を養ってきました。将来はそうした力を生かせる職業に就き、常にさまざまな視点から物事を考え、主体的に行動できる人になりたいと思っています。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

高校の授業で『源氏物語』を読んだことがきっかけです。読み進めるうちに物語の世界観に魅力を感じ、和歌に使われる言葉の美しさや登場人物の描写などについて研究したいと思い文学部を志望しました。また、高校時代に海外での2週間の語学研修に参加するなど、語学力向上に力を注いでいたこともあり、グローバル・コミュニケーション学部やグローバル地域文化学部への進学も視野に入れていました。しかし、ホストファミリーや現地学生との交流の中で、日本の文化を上手く説明することができず戸惑ってしまうという経験をしたことから、異文化交流における自国の文化を学ぶことの重要性に気づき、日本文化を学べる文学部国文学科に入りたいと思うようになりました。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

1年次に受講した『日本文学講読(広域A)』がとても印象に残っています。江戸時代の芸能を映像で学ぶとともに、プレゼンやクイズなどさまざまな形態で講義が進むのですが、先生と学生との対話、学生同士の交流が大切にされていると感じ、「講義は先生の話を聴くもの」というイメージが大きく変わりました。また、この講義で江戸時代の芝居に興味を持ったことが現在の研究活動にもつながっており、講義を担当された山田和人先生にはゼミでも手厚いご指導をいただいています。少人数のためゼミ生同士での議論も多く、先生と一対一で対話しアドバイスをいただく機会に恵まれており、先生と学生の“距離の近さ”を魅力に感じています。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

学生一人ひとりの個性を尊重する学風から、同志社大学の学生には常に自発的に行動し、学ぼうとする姿勢を大切にしているという特徴があるように思います。さまざまな価値観や意見を持つ人たちが、それぞれに目標を持って行動しているので、学生間交流を通じて良い刺激を受けることがあります。アルバイトや授業の課題、ゼミの発表資料の作成などに計画的に取り組み、サークル活動にも力を注いでいる友人の姿を見ると、自分も頑張らなくてはと感じます。また、文学部の中でも興味を持つ分野は違い、さまざまな知識を持った人との交流が新たな発見につながることもあります。新しい意見を受け入れ、吸収する力を持っていることも、同志社大学の学生の特徴だと思います。

05

Q. あなたにとっての同志社大学って
どんなところ?

A.

学生が自由に育む興味や好奇心に応えてくれる場所だと思っています。レポートや研究の資料を集める際には、大学の図書館に加え文学部図書室や国文学科の書庫を利用して、専門的な資料を扱いながら学習することができます。また、国文学科では1年次から各時代の日本文学や日本語について幅広く学ぶことができ、未知の作品との出会い、新しい学びを得る面白さにあふれています。このように同志社大学には、講義や人との交流を通して発見を重ね、学びを深め、視野を広げ、自分の興味・関心を追求していく環境が整っていると感じます。私自身、京都という歴史が息づく場所にある大学で、伝統文化を学ぶことの面白さを日々実感しています。

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