Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?
入学後に学び始めたヘブライ語です。ヘブライ語はイスラエルで使われている言語で、私が専攻するユダヤ学を学ぶ上で重要な言語です。全く知らなかった言語が少しずつ話せるようになることに、とてもやりがいを感じています。また、ユダヤ教という歴史と伝統のある宗教を探求することは、私の視野を大きく広げました。こうした未知の領域に踏み込む経験をもとに、将来はさまざまな国を飛び回り、その国の文化に親しむことができるような仕事をしたいと考えています。
同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。
入学後に学び始めたヘブライ語です。ヘブライ語はイスラエルで使われている言語で、私が専攻するユダヤ学を学ぶ上で重要な言語です。全く知らなかった言語が少しずつ話せるようになることに、とてもやりがいを感じています。また、ユダヤ教という歴史と伝統のある宗教を探求することは、私の視野を大きく広げました。こうした未知の領域に踏み込む経験をもとに、将来はさまざまな国を飛び回り、その国の文化に親しむことができるような仕事をしたいと考えています。
きっかけとなったのは賛美歌です。幼い頃からキリスト教主義学校に通っていたため、賛美歌に触れる機会が多く、その経験から宗教に興味を持つようになりました。そして大学では、キリスト教と深い関係にある他の宗教も学びたいと考え、神学部を選択しました。イスラームやユダヤ教について学ぶことができる環境は決して多くないため、自分の視野を広げ、教養を高める大きなチャンスだと思いました。学部全体が少人数で、先生方や先輩方と密接につながることができるアットホームな雰囲気も魅力でした。
2年次に履修した学部選択科目『現代イスラーム世界』です。受講前はイスラームについて学ぶ機会がなく、文化や風習を誤解していた部分がありましたが、講義を通じてイスラーム圏の文化・価値観を学び、イスラーム教の実態について理解を深めることができました。また、宗教を知ることは単に教養を高めることだけではなく、その国の歴史や政治状況を知るためのツールになることも学びました。日本で報道される中東情勢だけを見ていると、彼らが信仰する宗教そのものが危険なものだという印象を抱いてしまう可能性がありますが、何事も表面的な情報のみに頼るのではなく、「本当にそうなのだろうか?」と疑問を抱くことの大切さを学びました。
同志社大学の学生はチャレンジ精神旺盛な人が多いと思います。サークル活動やゼミでも、「経験や予備知識はないけれど、まずは挑戦して感触を確かめよう」という気持ちでチャレンジする人が多いと感じます。私自身も全くの未経験者でしたが、「とりあえず試してから考えよう」という“勢い”で『志清会』という茶道サークルに入会しました。挑戦した結果、仮に自分に合わないと感じても、そこで得た経験は他の環境で生かすことができますし、「何かをやってみよう」と思う気持ちは、同志社大学の学生に共通する長所だと思います。
同志社大学は学部を問わず、質の高い講義を受けることができ、学生の教養を高め、視野を大きく広げてくれる環境が整っていると思います。また、キャンパスがある京都はさまざまな文化が交じり合う場所なので、自分が本当にやりたいことを見つける機会もたくさんあります。やりたいことを探求したい人、新しいことを始めたい人、同志社大学には学生一人ひとりのニーズに応える環境があると思います。