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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

商学部 商学科

中城毬恵さん

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

広く消費者と関わり、人々の心に刺さる商品や、話題化するブランドコミュニケーションを生み出すマーケターになるという夢の実現に向け、所属するゼミでブランド・マーケティングの研究に打ち込んでいます。卒業論文では、「共感を生み出す物語広告」がどのような戦略のもとで展開されているのかを分析し、変化し続ける社会の中で、企業が提供する製品やサービスと消費者を、強く結びつけるためのコミュニケーションについて考察しています。卒業後は食品メーカーに就職するため、研究活動や授業で知識とノウハウを吸収することはもちろんのこと、普段から世の中のトレンドにアンテナを張り、消費者を理解するための洞察力を磨いていきたいと思います。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

「人はどのような経緯で商品やサービスと接点を持ち、消費行動を行っているのか」ということに興味があり、企業と消費者を結びつけるビジネスの視点から、「人が行動を生み出す原理」について深く学びたいと考えたからです。商学部は、興味・関心に合わせて学びの内容を選択することができます。私は「フレックス複合コース」の「副専攻型パッケージ」を履修し、教育学など他の学問領域も学んでいますが、複数の関心領域を学べることにも魅力を感じました。また、第一線で活躍する学外の講師の講義など実践的なカリキュラムも充実しており、さまざまな角度から学びを深められると思い、商学部を志望しました。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

消費者行動論に基づくブランド・マーケティングについて、実践的に学ぶことができた髙橋広行先生のゼミです。ゼミでは商品企画や販売促進を中心としたマーケティング関連の研究を行い、さまざまな企業との産学連携企画にも取り組みました。時間をかけて提案した企画が、実際に商品化されることもありました。また、大手企画会社との文房具の開発企画では、店頭に足を運んで情報収集を行うなど、頭と体を駆使して、チームで協力しながら企画立案に励んだことが印象に残っています。企業が直面している課題と真剣に向き合い、解決策を提案する体験により視野が広がり、企業と消費者双方の視点から商品やブランドコミュニケーションを捉えられるようになりました。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

自由で幅広い視野を持った学生が多いと感じます。一方的な指導ではなく、学生の主体性を引き出す教育方針のもと、学生が個々の志向に合わせて自由に学びを進めているという印象です。私自身も学部内外の多くの授業を履修し、多様な分野で活動する仲間と出会い、視野を広げることができていると自負しています。また、縦のつながりを大切にする意識の強さも、同志社大学の学生の大きな特徴だと思います。所属するゼミやカヌー部の活動でも、先輩方からアドバイスをいただく機会が多く、OBの方が授業の講師として学びを還元してくださるなど、先輩・後輩の濃密なつながりを大切にする風土を感じています。

05

Q. あなたにとっての同志社大学ってどんなところ?

A.

「可能性を最大限に引き出してくれる場所」だと感じています。 学業面では、新たに芽生えた興味・関心に沿って自由に講義を選択し、将来の選択肢を増やすことができました。特に副専攻として教育学を学び、教職課程を履修したことで企業以外にも就職選択肢が広がり、より幅広い視野でキャリア設計を行うことができました。また、カヌー部のマネージャーとして、さまざまなバックグラウンドを持つ仲間と切磋琢磨しながら活動した経験は、自分の強みを理解することにつながりました。「倜儻不羈(てきとうふき)」という言葉が受け継がれる同志社大学だからこそ、やるべきこと、やりたいことに挑戦し、自分の可能性を広げられたのだと思います。

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