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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

生命医科学部 医生命システム学科

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

神経病理学研究室で、マウスの脳と子育ての関係性についての卒業研究に取り組んでいます。思うような結果が出せなかったり、実験時間が不規則であったりと、苦労もありますが、人の育児放棄の改善への応用も考えられる意義ある研究であると考えています。卒業研究以外にも、研究インターンなどにも参加して最先端の科学に触れてきました。卒業後は理化学研究所に大学院生として所属し、脳の神経の性差や神経イメージングについて研究を行う予定です。将来は研究活動に取り組んできた経験を活かして、企業や研究機関で研究職として働くという選択肢のほか、高校理科の教員免許取得を目指しているため、教育の場で働くことも視野に入れています。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

最新の設備が整っており、基礎から最先端の知識まで、体系的に生命科学を学べると考えたからです。他大学の生物・生命科学系学部では、幅広く生物学を学んでから専攻を選ぶカリキュラムが多いのに対し、生命医科学部では対象を人間に絞り、科学技術と医学の両視点から人間の身体の仕組みを研究しています。私が所属する生命医科学部医生命システム学科は、各分野の最前線で研究活動を行っている先生から教えを受けることができる環境が整っていたことも魅力的に映りました。また、より理解しやすい学びのために、学生の意見を取り入れながらカリキュラムを再編するなど、先生と学生の距離が近く、進化を続ける学部であることも魅力の1つだと思っています。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

「サイエンスコミュニケーター養成副専攻」を履修しており、その中の『サイエンスとインテリジェンス』という講義では、ソビエト共産党政権下における遺伝学の扱われ方、近現代における科学哲学、科学と神学や政治の関係性などについて考察しました。高校までの理科とも、大学で習得する専門知識とも違う、まったく別の視点から科学を考える試みであり、まさに大学とは「大きく学ぶ」場であると確信した講義でした。また、夏期休暇期間中に行われた集中講義の『ビジネスワークショップ』では、動物園で子どもたちに動物の骨格や毛皮に触れてもらうワークショップも行いました。科学と市民が身近に接する場所で、サイエンスコミュニケーションを実践する非常に有意義な経験となりました。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

臆することなく自分の夢を語れる人が非常に多い印象です。興味を持った学問をさらに深めるために大学院へ進む人、大学生活の中で見つけた目標を実現させるために社会に出てインターンや起業に挑戦する人、国際的に活躍するために留学や語学の勉強に励む人……。人前で夢を語ることに気後れを感じていた私にとって、明確な目的を持って突き進む姿は非常に眩しく映り、自分の夢を探す原動力となりました。また、さまざまな夢を持った多様な学生が集まっているがゆえに、周囲にはそれを受け入れられるだけの余裕がある、人間的な器の大きな人も多いと思っています。

05

Q. あなたにとっての同志社大学って
どんなところ?

A.

高校時代の自分は、受験という短期的な目標のための勉強に嫌気がさし、学ぶことが嫌いになりかけていました。しかし、同志社大学で自由に学問を行える環境に身を置くと、体系的で広い視野からの学びに没入し、イギリス留学や、大学院での研究活動へと足を踏み出すことができました。その意味で、同志社大学は私に学ぶ楽しさを教え、広い視野から物事を考える視野を与えてくれた場所であると思っています。先生の教えはもちろん、授業やサークル活動での学友との交流の中で見つけた視点や図書館で得た知識など、同志社大学という環境そのものから、学びに対する姿勢を身に付けることができました。

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