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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

生命医科学部 医情報学科

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

卒業研究です。人工内耳という難聴患者のための医療機器を、より気軽に装着できるものにすることを目標に研究に励んでいます。いまは研究室の先生や先輩に支えられながら研究を進めていますが、卒業後は大学院に進学する予定なので、院生としての生活を見据えて日々の研究活動に取り組んでいます。将来の目標ははっきりと決めていませんが、「国際医用画像総合展(ITEM)」を見学したことで、医療機器の開発に携わる職業に就きたいと考えるようになりました。卒業までに自分がしたいことを見つけ、人の生活をより良いものにできるような仕事をしたいと思っています。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

大学院脳科学研究科の櫻井芳雄先生の著書『脳と機械をつないでみたら――BMIから見えてきた』を読み、脳について興味を持ったことがきっかけです。心理学部でも動物の行動を研究できるので悩みましたが、物理、生物、数学、プログラミングなど幅広く学べることに魅力を感じ、生命医科学部医情報学科を志望しました。大学で学び進めるうちに、音を聞いている時、何かを見ている時、体を動かしている時に、脳のどの部分が反応を示しているのかに興味が絞られてきました。今後は、音圧や周波数、対象物や動作を変えることで反応がどのように変化するのかを観察し、聴覚・視覚・身体に障がいを抱える人の生活に貢献できるような研究がしたいと考えています。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

同志社大学には、文系と理系のかけ橋になることを目的に、生命医科学部の科目に加え、文系学部の科目を履修して修得する、「サイエンスコミュニケーター養成副専攻」があります。文理7学部合同の副専攻で、私は2年次から履修しています。なかでも特に印象に残っているのが、『社会福祉入門』です。「福祉とは何か」について基礎を学んだほか、人が本当に求めているものは、その人に直接聞かなければ知ることができず、それなりの知識が必要であるということを知り、開発や研究という専門職を目指す自分が大切にすべき考え方であると感じました。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

自分の理想を持ちながら、積極的に行動できる人が多いです。広いキャンパスで他学部の学生とも交流できるため、さまざまな学生と活発に議論を交わし、多角的な視野を得ることができます。そのため、誰とでも分け隔てなく接することができる人が多いと感じます。京田辺キャンパスの同志社ローム記念館や、ラーネッド記念図書館にあるラーニング・コモンズでは、他学部の学生と意見を交換するセミナーが定期的に開かれ、学部を越えた交流の機会も豊富です。

05

Q. あなたにとっての同志社大学ってどんなところ?

A.

いまの自分を形成してくれたもののひとつです。そして、同じ志を持つたくさんの友人と出会い、充実した学生生活を過ごしながら、お互いを高めあえる場所だと感じています。同志社大学は「良心教育」を教育理念のひとつに掲げ、「こころの教育」を大切にしています。のびのびと自由に学べる環境のもとで、多様な価値観に触れ、自ら行動する力が磨かれ、幅広い視野を得ることができます。同志社大学で過ごす日々は、かけがえのない思い出になると思います。

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