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同志社大学生のリアル。
全学部・全学科の声を集めました。

生命医科学部 医工学科

01

Q. 大学で打ち込んでいること、将来の夢は?

A.

人の動作を支援するロボットの研究を行っています。3年次までは答えがあることについての学びが主でしたが、研究室に配属されてからは答えがないことに取り組むことが中心となり、コツコツと積み上げていく大切さ、1つの物事に対して長期的に取り組む粘り強さを学びました。学外では塾講師として、小学生から高校3年生までの学習をサポートしています。良い成績を取ってうれしそうな様子を見るのがやりがいで、人に喜んでもらうために自分で考え、行動する大切さを感じます。将来は研究活動や塾講師の経験から学んだことを生かし、多くの人に「これを使って良かった」と喜んでもらえるような機器・ロボットを開発していきたいです。

02

Q. 学部はどうやって選びましたか?

A.

「これからは人とロボットの協調性が大切になる」と考えたことがきっかけです。ロボットの知識だけを学ぶのであれば、理工学部機械システム工学科でも良かったのかもしれません。しかし、日本では介護を必要とする人が増えており、全自動ロボットでは身体の機能を維持・促進することや、人の温もりを伝えることは難しいのではないかと疑問を感じ、医学と工学の融合分野を学べる生命医科学部医工学科を志望しました。実際に入学後は、ロボット開発に必要な知識は工学分野の講義で、人の動きや動作や行動原理に関わる知識は医学分野の講義で、学ぶことができました。このように、多分野を複合的に学べることは、生命医科学部医工学科の大きな特徴だと思います。

03

Q. 印象に残っている授業はなんですか?

A.

印象に残っている講義は『特別講義-海外企業体験-』です。海外にある日系企業を訪問し、現地の従業員とともに活動する講義で、私はイギリスに拠点を置く自動車メーカーで内装の開発に携わりました。英語力には自信があったのですが、企業の現場では専門用語を使うことが多くコミュニケーションに苦労しました。また、大学で身につけた知識を生かしたアイデアの発案ができず悔しい思いもしました。自分の未熟さを感じましたが、グローバルに活躍する人材になるためには、さまざまな国の人々と協力して知識を共有する必要があることなど、たくさんのことを学びました。

04

Q. 同志社大学生ってどんな人?

A.

同志社大学の学生は学問をおろそかにせず、なおかつ多方面で活躍している学生が多いと思います。時間の使い方が上手で、サークル、アルバイト、ボランティア活動などを通じて、社会で活躍していくために必要なことを学んでいます。また、英語に長けた学生が非常に多いと感じます。留学制度が充実しており、私の周りにも夏期休暇を利用して短期留学をする友人が少なくありません。グローバル化が進み、海外で活躍できる機会が増えていますが、学生時代からグローバルな体験を重ねている同志社大学の学生は、きっと卒業後も世界で活躍できると思います。

05

Q. あなたにとっての同志社大学ってどんなところ?

A.

高校までの勉強は「受験のため」という側面が強く、知識が社会でどのように生かされているのかを考えてはいませんでした。しかし、同志社大学でさまざまな学問を学んだことで興味が多方面に広がり、卒業後の社会で役立つような知識を得ることができました。また、「海外企業体験」に参加するなど、積極性や行動力も養われたと感じています。高校までは受動的だった自分が、主体的に行動できるようになったのは、同志社大学の存在が非常に大きいと考えています。

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