機械理工学科DEPARTMENT OF MECHANICAL ENGINEERING
AND SCIENCE

人と地球を支える、
機械工学の新次元を切り拓く

学科の特色

機械理工学科では、自然科学の原理といった基礎学問の視点から機械工学にアプローチし、地球資源・環境を有効に利用できる機械・機器を設計・開発できる人材の育成を目指しています。本学科では、輸送機器分野や航空宇宙分野などにも応用可能なエネルギー変換装置などを対象に学びます。ものづくりに関わる基礎学問を中心に、資源消費を抑えるための科学的なシミュレーション解析技術、持続可能な社会構築やモビリティー技術の最適化技術などを学び、活用する能力を習得します。
本学科は、材料、熱・流体、生産・システム・制御の3つの研究分野から構成され、相互に連携を取り合いながら、研究活動を実施しています。熱・流体分野では「地球環境保全」、「省エネルギー・省資源」などによる持続可能な社会を構築するために、各種の移動体(自動車・船舶・航空機など)の高効率化と低公害化を研究するとともに、都市空間のグリッド化によるエネルギー最適化研究を行っています。

カリキュラム

●機械理工学科ではグレード制を導入しており上記の履修年次は標準的な配当年次です。
●卒業論文Ⅰ、Ⅱは研究室に所属し、テーマに従った研究実験を行い、論文としてまとめます。機械システム工学科と共同運営されています。
上記科目のほかに、全学共通教養教育科目や、他学部科目などから選択して履修を行います。

卒業論文テーマ例

  • 様々な塑性加工がMg合金の腐食特性に及ぼす影響
  • 炭素複合材料板を用いた固定翼型マルチコプターの前進翼構造に生じる空力弾性変形の連成ねじり特性の利用による低減
  • ディーゼル機関における噴霧液滴の潤滑油膜への衝突による飛散液滴に関する研究
  • 回転しながら飛行する中空円筒周りの流れに関する数値解析
  • 柔毛による翼特性の変化
  • 差動遊星歯車の軸受支持剛性が振動特性に与える影響
  • 頭部傷害基準値を用いた小児頭部有限要素モデルの検証

同学部の学科