学部概要
POINT
- 文理融合型総合科学としてのスポーツ健康科学の理論と実践による学び
- 導入・基礎・研究教育
- 充実した研究・実験環境
- 少人数制の丁寧な指導
「スポーツ」と「健康」のエキスパートへ
今日の社会生活全般に及ぶ構造的とも言える変容は、健康とスポーツに対する関心と欲求を生み出しています。充実した社会生活を送る中で、現代ほど多くの人々が健康の重要性を認識している時代はこれまでにありません。また、生活に質的充実をもたらす上で、スポーツの果たす役割が広く認められ、スポーツの楽しみを享受する欲求が高まっています。このような社会的ニーズと人材養成の必要性に応えるため、スポーツ健康科学部では、現代社会における健康の増進やスポーツの社会的発展に寄与・貢献できる多様な人物を養成することを目的としています。
スポーツ健康科学部は、生活の質(QOL:Quality of Life)の向上を視野に入れたスポーツと健康のエキスパートを養成することを目指し、文理融合型のカリキュラムを編成して理論と実践による幅広い学修機会を提供しています。スポーツ健康科学という学問領域は、トレーニング論、コーチング論、運動論といったスポーツ独自の学問に加えて、生理学、生化学、医学、栄養学、バイオメカニクス、心理学、社会学、政策学、教育学、経営学、マーケティングなどの親学問をスポーツに援用した応用科学として発展した学問を範疇としており、多岐にわたる学問体系となっています。そのため、スポーツ健康科学部では、興味のあるスポーツや健康のテーマを題材にして、スポーツ応用科学のアプローチによる多様な研究に取り組むことができます。
学部・学科情報
学科(1学年定員)
- スポーツ健康科学科(221)
特色
- 人々の健康増進、スポーツの社会的発展に貢献できる人材を育成
- 学内外の研究・医療機関と連携し、充実した研究環境を提供
設立年
2008年度開設。多角的かつ科学的な視点でスポーツと健康の関係について学修する
主たる校地
京田辺
取得できる免許・資格
- 小学校教諭一種 ※1
- 中学校教諭一種(保健体育)
- 高等学校教諭一種(保健体育)
- 図書館司書
- 学校図書館司書教諭
- 博物館学芸員 など
- ※1 神戸親和大学通信教育部および佛教大学教育学部(通信教育課程)との連携プログラムにより、中学校一種免許状または高等学校一種免許状とともに、小学校一種免許状を取得することが可能※プログラム履修料は、別途必要
関連のある主な資格
- 健康運動指導士
- 各種スポーツ指導者資格
- 障がい者スポーツ指導員 など
卒業後の主たる進路
- 大手企業(医療、健康、食品、スポーツ関連)
- 中学・高等学校保健体育教員
- スポーツ振興の自治体職員
- プロスポーツマネジメント
- 大学院進学
専任教員数 ※2
27
- ※2 2024年5月1日現在
学生数 ※3
934(男子:604、女子:330)
- ※3 2024年5月1日現在
学部の特色
学際的な履修システム
総合大学のメリットを活かして、他学部の自然・人間科学系、社会科学系、人文科学系の専門科目も選択できる学際的な履修システムを実現しています。また、生命医科学部や心理学部と専門科目の一部を共有化しており、医学・健康科学関連科目の充実化を図ることで、より多角的なスポーツ健康科学の学びを可能にしています。
少人数教育と実験・実習能力の獲得
教員1名に対して学生約10名という少人数指導科目を1・3・4年次に配置、きめ細かな指導体制を整えています。また、スポーツ健康科学に必須の基本的な実験・実習能力を幅広く身につけるため、2年次に「基礎実習」を組み込み、文理双方の実験・調査能力を養います。