スポーツ健康科学部の
特徴的な学び

スポーツ方法実習・スポーツ指導法実習

各種目を理論的かつ実践的に学修

スポーツ健康科学の実践的な運用能力の習得を目標として、「スポーツ方法実習」と「スポーツ指導法実習」を設置しています。実技を通して、学部専門分野の理論的知識を伴う具体的な方策を学びます。「スポーツ方法実習」では、フィットネス、器械運動、水泳、バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球、テニス、ダンス、ゴルフ、バドミントン、陸上競技、柔道、剣道、スキー、ウォータースポーツ、野外活動など、各種目の技術や特性、運動方法などを理論的に学びます。さらに「スポーツ指導法実習」では、それらのスポーツを指導する上で必要な理論や知識、指導法や伝達方法を身につけます。指導者としての資質を養うことで、中学・高校の保健体育科教員やスポーツ指導者など活躍の場が広がります。

基礎実習・応用演習

多彩なテーマでスポーツを実験・分析

2年次の必修科目である「基礎実習」では、20名程度のグループに分かれ、毎週異なったテーマで実験実習を行います。トレーニング方法やテーピングなどの実践に加え、自然科学や社会科学の基本的な実験・分析手法を身につけます。そのためにフィットネストレーニング、救急処置、スポーツ栄養学、生化学、運動学、心理学、バイオメカニクス、統計調査実施法などを全員が受講します。この授業は、講義で学んだ知識と、実技で培った実践力を結びつける重要な役割を果たします。
さらに、基礎実習をより深化させた科目として、「スポーツ健康科学応用演習」を開設しました。興味のあるテーマを選択し、スポーツ健康科学への理解を深めることができます。

海外留学プログラム

世界各国のスポーツ事情に触れる

海外フィールドワーク科目「スポーツ健康科学特殊講義S」では、1週間程度の海外生活を通じて現地のスポーツ事情に触れ、国内では得ることのできない幅広い知見を身につけます。本学部の教員が引率するため、渡航経験のない学生でも安心して参加することができます。これまでに、カナダのアイスホッケー文化体験、ドイツのスポーツ文化とその背景、ニューヨークをめぐる最先端スポーツビジネスの視察などのテーマで実施しました。
また、スポーツ健康科学部と国外大学の学部間協定では、ドイツのテュービンゲン大学経済学・社会学部スポーツ科学研究所、オスナブルック大学教育文化学部スポーツ運動学科、スペインのマドリッド工科大学身体活動・スポーツ科学部と学生交換協定を締結しており、長期も含めた多様な留学機会を設けています。