Real Life of Doshisha Students

同志社生のリアルライフ

同志社に通う学生たちの日常とは?
研究や趣味、一日のタイムスケジュールなど、
リアルな横顔に迫ります。

海外フィールドワークに留学、新島塾。 学内外の活動で視野を広げる日々

グローバル地域文化学部

臼井 諒さん

Real #01 どんな研究や課外活動に
取り組んでいる?

文化人類学のゼミに所属して、インドネシア、特にバリ島を対象にした研究を行っています。研究テーマを選んだ理由は、伝統的な暮らしと近代的な生活が混在するインドネシアの「より良い発展」に貢献したいと考えたからです。研究活動の基盤作りのため、2年次後期にカレル大学(チェコ)に留学。統計など社会科学的な調査方法を学びました。3年次夏にはフィールドワークでバリ島を訪問し、古くから村に伝わる「合同火葬式」を調査。帰国後は研究成果を東南アジア学会の研究大会で発表する機会にも恵まれました。現地では村民と長い時間を過ごし、価値観の多様性を肌で感じることができたのも、貴重な経験でした。

また学部での学びと並行して、次世代のリーダー育成を目的とする「新島塾」にも参加しています。書物や講義を通じて幅広い学問分野の知識が得られ、他学部の学生と交流できるのも魅力で、2年間の集大成として今年度は北海道を舞台としたフィールドワークを予定しています。講義は月に1~2回ほどですが、多くの気づきや発見があり、日々、視野の広がりと思考の深まりを実感しています。

臼井諒さんの画像 What I work is on
研究成果を披露した東南アジア学会でのポスター発表のひとコマ
研究成果を披露した東南アジア学会でのポスター発表のひとコマ
ゼミのフィールドワークでバリ島を訪問し現地の伝統文化を調査
ゼミのフィールドワークでバリ島を訪問し現地の伝統文化を調査

Real #02 一日のタイムスケジュールは?

三重県から電車通学をしているので、二講時の授業にあわせて8時15分発の電車で今出川校地に向かいます。一講時に授業があった1・2年次生の頃は6時発の電車に乗っていたので、当時と比較すると今は朝もゆっくりと過ごせています。大学と自宅の往復には約5時間かかりますが、電車内では課題に取り組むなど、時間を有効活用することを心がけています。おかげで日常生活でも時間の使い方がうまくなり、集中力も磨かれたと感じます。

昼食は烏丸キャンパスのラウンジで母の手作り弁当を食べることが多く、時間に余裕がある時は友人と一緒に鴨川まで出掛けることもあります。四講時の授業を終えて自宅に帰るのは19時過ぎで、新島塾の講義がある日は終電で帰宅することもあります。自室ではオンデマンド授業を受けたり、新島塾の学生ミーティングに参加したり、現在は就職活動のリサーチをする日も増えています。

もちろん趣味の時間も大切にしていて、休日はお菓子作りでリフレッシュしています。同志社大学で充実した毎日を過ごせているのは、周囲のサポートのおかげ。特にお弁当作りや駅までの送迎で支えてくれる両親には感謝しています。

臼井さんのある日

Schedule
  • 07:00

    起床・準備

  • 08:00

    通学

  • 10:45

    授業

  • 12:15

    昼食

  • 13:10

    授業

  • 16:25

    帰宅

  • 19:00

    夕食/入浴

  • 21:00

    オンデマンド授業/
    就活リサーチ/
    新島塾オンラインミーティング

  • 24:00

    就寝

母の手作り弁当でエネルギーを補給して、午後からの授業に備えます

お弁当の画像

自習をしたり、友達とリラックスして過ごすことが多い烏丸キャンパスのラウンジ

自習をしたり、友達とリラックスして過ごすことが多い烏丸キャンパスのラウンジ

Real #03 お金のやりくりは?

履修科目選択を工夫して自由にまとまって使える時間を作り、百貨店やファストフード、英会話教室の講師のアルバイトをしています。毎月4~5万ほどの収入があり、携帯料金や友人との食事代、日常生活に必要な買い物代などをまかなっています。家賃や生活費の一部に充てる必要がないことも自宅通学者のメリットだと思います。

Real #04 将来はどうする?

人々の生活に根ざした分野で、人を支える仕事に就きたいと考えています。例えば政府系金融機関や発展途上国のインフラ整備に携わる企業、グローバルに展開する商社など、幅広い業種・業界の中から自分の軸に合う進路を見つけられればと思います。また、グローバル地域文化学部では「ローカル(地域)とグローバル(国際社会)を行き来する」という視点を重視にしているので、卒業後もその感覚を大切に持ち続けていくつもりです。今のところ就職を前提としていますが、研究を進める中で「もっと深く学びたい」という思いが芽生えたら、大学院に進学することも検討したいと思います。

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