同志社だからできること

What Doshisha University can do for you

理工学部

電気工学科

北川 友貴さん

いま、何を学んでいますか?

電気工学科の電力系統解析研究室で、航空機の「アクティブ型防雷法」について研究しています。航空機に雷が落ちるかどうかは機体の帯電電荷量によって決まる可能性が高く、自作の電磁界解析プログラムで航空機モデルや落雷のシミュレーションを繰り返し、電荷量を制御することで落雷を回避する方法を探究しています。
研究は思い通りに進まないことがほとんどですが、より安全な飛行を実現できる可能性があるため、大きなやりがいを感じています。

研究室で電磁界解析プログラムを作成している様子

学部・学科はどうやって選びましたか?

子どもの頃から街の風景を見ることが好きで、とりわけ道路の信号機に興味がありました。
自宅の近くにある信号機が電球式からLED式に移行していくのを見て、「なぜ変える必要があるのだろう?」と疑問に感じたことが電気に興味を持つきっかけでした。
また高校時代に、環境問題に関するフィールドワークでドイツを訪ね、日本以上に自然エネルギーを利用した発電が導入されていることに驚き、大学で電気工学を学びたいと思うようになりました。

同志社大学の好きなところは?

一つ目はキャンパスの雰囲気です。豊かな自然の中にレンガ造りの建物が並ぶ京田辺キャンパスでは、まるでアメリカの大学にいるような心地よい気分になります。なかでもお気に入りは「ローム館」最上階の自習スペース。隣接する同志社女子大学の大きなチャペルの鐘塔や街並みの向こうに山々を一望することができ、オンライン授業はいつもこの場所で受けていました。
二つ目は全国から学生が集まっていることです。サークルや研究室ではさまざまなバックグラウンドを持つ人から、興味深い話をたくさん聞くことができます。
三つ目は大学主催のイベントです。特にクリスマスツリーの点灯式はキリスト教主義の大学ならではの行事で、クリスマスツリーの写真を撮ることを毎年楽しみにしています。

京田辺キャンパスに毎年設置されるクリスマスツリー

卒業後は何をする?

現在取り組んでいる研究の内容をさらに深めるため、大学院に進学する予定です。
研究成果を国際会議で発表し、海外の研究者との交流を持ち、さまざまな専門誌に投稿するなど、自分の可能性を高めるための挑戦をしたいと思っています。
研究対象の航空機だけではなく自動車やバイク、電車も好きなので、将来は乗り物の研究開発に携わる職業に就き、さまざまな国籍の人が集まる多様性にあふれた環境で働きたいと考えています。

受験生へのメッセージ

大学受験を控えた高校生はコロナ禍で苦しい思いをしたと思います。自分も二年次生までは勉強以外の活動が十分にできませんでしたが、三年次生からの2年間は趣味の写真撮影や旅行を楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。
受験勉強はとても大変ですが、大学生活を満喫する自分の姿を想像して頑張ってください。そして大学生になったら、勉強はもちろんサークル活動やアルバイトなど、自分のやりたいことを全力で楽しんでください。応援しています!

研究室の同期メンバーと

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