政治学科
いま、何を学んでいますか?
EU政治史や米欧関係史などの国際関係を中心に、現代政治や歴史、思想をバランスよく学んでいます。自分の興味関心に合わせて、3つの科目群の中から授業を選択履修でき、体系的に専門性を高めていくことができるところがすごく気に入っています。
周りには国際政治に関心のある友人が多いのですが、それぞれが自分の興味に合わせて授業を選択するため、発展科目では履修の内容が同じになることは少ないです。それほど幅広い地域・時代のことを学べる授業が多くあります。
所属ゼミではデータ分析やサーベイ分析を行って、政治現象を計量分析の手法を用いて検証していくというようなことを行っており、3年の秋学期にはODA(政府開発援助)に関する個人研究を行いました。政治現象をデータ的に検証するおもしろさがゼミにはあります。
学部・学科はどうやって選びましたか?
国際政治に興味があり、学術的な視点から政治を学び、自分の言葉で説明できるようになりたいと考えたからです。国際政治に興味を持ったきっかけはアメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプ氏が就任したことです。このことを契機に、国際関係におけるアメリカの存在感の大きさを改めて感じるとともに、アメリカの動向やトランプ大統領の言動に目を向けるようになりました。同時に、国際関係やアメリカ政治の歴史など、政治に関する事前知識がなかったため、表面的にしか出来事を理解できていないことを痛感しました。
そこで、大学では政治を専門的に学び、今世界で起こっていることがどのような背景や経緯があって生じたのかについて、自分で深く理解していたいと考え政治学科を選択しました。
同志社大学の好きなところは?
著名な教員の講義を受けられるところです。入学当初はオンラインでの授業でしたが、対面授業になって教室で教授を見た時は、芸能人に会った気分になりました。実際にテレビ番組に出演されている教授もいるため、初めて講義を受けた時には興奮して家族に連絡をしました。
また、校舎が綺麗で自習に利用できるスペースがたくさんあることも魅力です。「明徳館」のラウンジでコーヒーを飲んでリラックスしたり、課題や読書をしたりする時間が好きで、大学に行く日は毎回利用しています。
空き時間や授業後は鴨川に行ったり、京都御所を散歩したりすることもあります。京都という自然が豊かで日本の歴史が息づく場所で、4年間学生生活を送れることの楽しさを日々感じています。
卒業後は何をする?
今は海外と関わりのある業界・業種に就いて活躍したいと考えています。
以前にフィリピンを訪れた際、日本政府や企業の国際的貢献に触れ、国境を越えて人々の暮らしを根底から支える仕事に強く惹かれました。幼少期から漠然と「自分の力で社会をよりよくしていきたい」という思いがあり、大学生になってからはボランティア活動をしていた時期もあります。
卒業後は企業に就職し、ビジネスとして、より社会に影響力のある貢献をしていきたいと考えています。
受験生へのメッセージ
受験勉強ではしっかりと基礎を固めたうえで、応用問題中心に演習を繰り返しました。英語では『ターゲット』という単語帳を、数えきれないくらいほど繰り返しました。他にも単語帳を使っていましたが、まずは1つの参考書を端から端まで暗記し、それを何度も繰り返すことが大切なのかなと個人的に思っています。集中できない時は図書館やカフェ、自習室など場所を変えると気持ちがリフレッシュされ効率が上がります。
また、周りの人の支えにも非常に助けられました。辛い時は一人で抱え込まないように、周りの人を頼りながら、受験本番まで走り抜けてほしいと思います。応援しています!一緒にキャンパスライフ楽しみましょう!