同志社だからできること

What Doshisha University can do for you

理工学部

医生命システム学科

いま、何を学んでいますか?

「フリードライヒ運動失調症」という遺伝子疾患について研究しています。この病気は徐々に神経系を冒していく進行性疾患で、筋肉の衰弱や言語障害、心臓疾患を引き起こすのですが、まだ効果的な治療法は確立されていません。
研究では病気のヒトの細胞と健常者の細胞を用いた実験で、治療に有効な化合物を探しています。実験が上手くいかないことも多いのですが、研究を重ねるごとに少しずつ新しいことが分かっていくことに面白さを感じます。

学部・学科はどうやって選びましたか?

高校卒業後の進路を意識し始めた当初は、薬剤師になるため薬学部を目指していました。
ただ、受験勉強を進めていくうちに遺伝子分野への関心が芽生え、医生命システム学科の受験を決意。受験前は学びの内容を細かく調べきれず不安もありましたが、少人数の学部で先生との距離が近いこと、現役医師に教わる授業があることなど、魅力的な点もたくさんありました。

同志社大学の好きなところは?

向上心が高く自分の意見を持っている友人と出会えたことです。コロナ禍で思うような大学生活を送ることができない時期もありましたが、今では何でも話せる友人がたくさんでき、交流を通して視野が広がったことで前向きに毎日を過ごせています。
また理工学部の建物の間にある花壇をはじめ、キャンパス全体に緑が多く静かな環境で学ぶことができます。春にはあちこちで桜が咲いているので、いつも友人と散歩をしながらお花見をしています。

研究室のメンバーと

卒業後は何をする?

大学院に進学して現在取り組んでいる研究を続けます。授業や研究に就職活動が加わり、忙しい2年間になりそうですが、一緒に高め合える友人と切磋琢磨しながら頑張りたいと思います。

受験生へのメッセージ

大学選びには迷いや悩みがつきものですが、偏差値や知名度よりも自分が勉強したいことを基準にすることが大切です。自分としっかり向き合って、納得できる進路を選択してください。
受験勉強ではなかなか結果が出ず、辛いこともあると思いますが、頑張った経験は必ず自分の糧となるはずです。諦めずに自分の力を出し切ってください。

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