社会福祉学科
理論から実践まで、
オールマイティーな福祉のプロを養成
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学科の特色
寝たきりや認知症により日常生活に困難を抱える高齢者とその家族。いじめや不登校、引きこもりに悩み、親からの虐待に苦しむ子どもたち。社会参加したくてもできない障がい者。私たちの周りにあるさまざまな福祉問題は、いつかは誰もが直面する可能性のある問題です。これらは、社会的背景や要因を探り、国や社会による対策や援助も含めて考えていく必要があります。社会福祉学科では、社会福祉問題の原因を探り、必要な施策や活動を科学的に考察する力を養うと同時に、実習を通じて、適切な援助を行う能力を身につけます。
カリキュラムでは、総論と各論、政策・制度論と援助方法論とをバランスよく配置することで、政策・制度というマクロ面、実際の援助というミクロ面の2つの視点から社会福祉の理論と実践方法を学んでいきます。また、児童・障がい者・高齢者などの施設や公的機関などでの現場実習を段階的に行い、ソーシャルワーカーに必要な知識や技能を修得します。指定科目の履修により、社会福祉士などの国家試験受験資格や、社会福祉主事任用資格、また高校福祉科教員免許も取得可能です。
卒業論文テーマ例
- 「新しい生活様式」で増加する社会的孤立の実態
- 感染症と人権~新型コロナウイルスを通して差別について考える
- 日本で暮らす外国籍住民の医療面での支援体制
- 介護に起因する社会的排除-若い世代を中心に-
- 社会的孤立に寄り添うコミュニティソーシャルワーカーの機能
- これからの家族介護者支援のあり方
- 死をめぐる自己決定について-生きるとは何か-
- 過疎地域における高齢者の生活問題
- これからの年金と対策
- 高学歴女性理想のキャリアを歩むために
社会学部卒論データベース
http://ssgpdb.doshisha.ac.jp/graduation_thesis_db/
同学部の学科
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