メディア学科
メディアの情報を読み解く、
感受性と批判力を養う
学科の特色
既存メディアに加え、新しいメディアが次々に登場する現代においては、情報とメディアの機能と本質を客観的に認識できる能力が求められています。メディア学科では、戦後間もなくからの伝統に裏打ちされた研究をベースに、メディアの現状や問題を正確に把握し、社会人としてさまざまな分野で活躍できる道を開きます。
カリキュラムは、「メディアとジャーナリズム」「情報と社会」「コミュニケーションと文化」の3つの領域を有機的に結び付けて構成されています。メディアの仕組み、現状と問題、そして社会的役割などを学び、メディアが引き起こす現象への理解を深め、情報を読み解くための感受性と批判力を培っていきます。
ニュースや番組が作られる仕組み、広告、マンガなどのメディアが持つ役割、メディアと社会・人間の関わりなど、メディアに関して幅広い内容の講義を提供するとともに、手厚い指導のもと、豊富な知識と専門性を獲得できる機会も充実しています。さらに、知識の吸収のみならず、情報化時代の市民にふさわしく、自ら積極的に考えたことを表現し、伝える姿勢を養います。
カリキュラム
上記科目のほかに、全学共通教養教育科目や、他学部科目などから選択して履修を行います。
卒業論文テーマ例
- 現代における音楽雑誌の存在意義-音楽ファンが音楽雑誌に求めるものとは-
- 新聞社とポータルサイトのニュース分析 〜Yahoo!ニュースの掲載状況から
- 「個人化」テクノロジーが自己形成プロセスに与える影響-SF小説の分析から
- 日本と海外メディアにおける「大麻」のコンテンツ分析
- Netflixオリジナル映画における女性監督の増加とその要因
- ネットメディアの利用における情報の接触と意見の受容の関連性
- 「生物感があるロボット」開発から見る心理的繋がりの対象としてのロボット観
- メディアの報道量と各スポーツの関係
- 漫画が描く女子野球
- 全国紙3紙における情報源の明示―神戸事件と最近の2事件の報道分析から
社会学部卒論データベース
http://ssgpdb.doshisha.ac.jp/graduation_thesis_db/