産業関係学科DEPARTMENT OF INDUSTRIAL RELATIONS

人が幸せに働ける仕組みを
世の中にプロデュース

学科の特色

生活のため、そして人生を充実させるためにも、働くことはたいへん重要な位置を占める要素であり、自ずと労働に関する悩みや問題はとても切実なものとなります。厳しい経済状況が続く今こそ、働く人々が十分に力を発揮できる仕組みづくりが求められています。産業関係学科は、社会で起きている雇用に関する事象のメカニズムを解明し、問題の解決策を考えるという学問的なアプローチから、人間と社会の関係性を研究します。
快適な職場環境や豊かな社会制度の実現に向けて、具体的な提案をするためには、個人の希望と集団・組織の使命との調和をいかに図るかという課題を、雇用に関する制度・政策に即して考える必要があります。このため本学科では、理論研究と実践研究を重要視しています。
講義では、労働の現場への認識を深めるため、日本はもちろん、世界各国の労働事情や雇用関係の現状を学ぶことに加えて、企業の人事担当者、労働組合の役員、国や地方公共団体の労働行政担当者といった実務家や現場の声を直接聞く機会が設けられています。このような実践的な学びにより「地に足の着いた骨太なものの考え方」が身についていきます。

カリキュラム

上記科目のほかに、全学共通教養教育科目や、他学部科目などから選択して履修を行います。

卒業論文テーマ例

  • 主夫家庭の抱える葛藤について
  • 子どもの貧困における発生と連鎖のメカニズム-就労と教育の観点からの分析-
  • 「with コロナ時代」における働き方の変革と人事制度
  • ギャップイヤーの可能性-日本の若者に着目して
  • 非正規職シングル女性の実態
  • ダイバーシティ・マネジメントと日本企業-外資系企業の事例を参考に-
  • 理想の家族像と会社選択-女性の結婚・出産に着目して-

社会学部卒論データベース
http://ssgpdb.doshisha.ac.jp/graduation_thesis_db/

同学部の学科