教育文化学科
世界の新しい教育の流れを
リードする人材を育成
学科の特色
人間は、生涯の全ての段階で、あらゆる場において自らを形成していくことができます。本学科では、「教育」を人間の成長と発達を促す多様な文化現象として捉え、教育の過程や制度に生じるゆがみの原因も探りながら、これからの多文化共生社会の実現へ向けて、グローバルな視点に立った教育の可能性と今日的課題とを追究しています。専門領域の異なる教員たちが力を合わせ、新しい「教育文化学」をつくり出すことを目指しています。
また、学生が主体性を発揮し、海外や国内の教育関連の現場での体験から直接、知的技能や感覚を身につけることを目的にした、EBL(Experience Based Learning)科目が展開されています。教室の中だけでは得られないことも学べる多種多様なプログラムによって、学際的な知識を実社会に結びつけていきます。
カリキュラムの全体が、普段の生活や将来の職業にも幅広く活かしていける各種能力(文章作成、資料精読、口頭伝達、異文化理解、英語運用、調査分析、問題解決)を身につけ、高められるように編成されています。これらの学びを通して、多様な文化の中で生活している人々に的確な支援と指導ができる人材を養成します。
カリキュラム
上記科目のほかに、全学共通教養教育科目や、他学部科目などから選択して履修を行います。
卒業論文テーマ例
- モダンダンスがアメリカ社会に及ぼした影響-イサドラ・ダンカンの女性解放・自由に関わる活動を事例として-
- スウェーデンの「共生」カリキュラム-日本の「共生」教育発展を目指して-
- China's Environmental Education in Primary School: Analysis of Textbooks
- 子どもと大人がぶつかる空間-フィールドワークからみえる京都市内同和地区での子どもの居場所事業の文化的交じり合い
- 伝書にみる世阿弥の思想-「無心」の先にある「花」
- 教材のデザインと子供たち-イラストが教材の情報伝達に与える影響についての考察-
- 歌と祈りによる人間形成-聖歌隊活動の教育的意義-
- ヤスパース哲学に基づく生と死への態度変容について
社会学部卒論データベース
http://ssgpdb.doshisha.ac.jp/graduation_thesis_db/