社会学部FACULTY OF SOCIAL STUDIES

学部概要

POINT

  • 人間と人間、個人と社会の関係を研究
  • 少人数だからできるきめ細かな教育
  • 学科を超えて広く学ぶ機会、副専攻制度
  • 教室を出て社会を学ぶフィールドワーク
  • 4年間の集大成として取り組む卒業論文

社会のしくみを理解し、
より良く暮らせる社会のしくみを考える。

社会学は人間と人間、個人と社会の関係を研究する学問です。私たちの暮らしは社会のしくみに大きく依存しています。たとえば、日本の大企業が採用するのはもっぱら新規学卒であるため、不況で企業が採用を絞り込んだ年に卒業する学生は就職に苦労します。なぜ企業は新卒採用にこだわるのでしょうか。企業が新卒採用をやめると若者は就職に苦労しなくなるのでしょうか。このように、社会のしくみを理解し、私たちがより良く暮らせるために、そのしくみをどう変えていけばよいかを考えるのが社会学です。
本学の社会学部は5つの個性的な学科からなります。社会学科では、家族、地域、企業、民族など、人が集まった時、どのような関係ができるのかについて学びます。社会福祉学科では、家族、企業、地域の縁が薄れつつある中で、新たな助け合いの縁をどのようにつくるのかを考えます。また、メディア学科では、新聞、テレビ、インターネット、広告、アニメなど、情報を伝える手段を研究し、産業関係学科では、仕事や給料はどのように決まるのかといった、職場のルールを考察します。教育文化学科では、人間が成長・発達していくプロセスを教育と文化という視点から解明します。
5学科の中でも、幅広く社会のしくみを考える社会学科は、いわば社会学部の幹です。そして他の4つの学科はそれぞれ、福祉、メディア、労働、教育というユニークな切り口から社会のしくみを考える、幹から伸びている4本の枝なのです。社会学は新しい伸び盛りの学問です。今も社会学部のどこかで、新しい枝が伸び始めているかもしれません。

学部・学科情報

学科(1学年定員)

  • 社会学科(90)
  • 社会福祉学科(98)
  • メディア学科(88)
  • 産業関係学科(87)
  • 教育文化学科(79)

特色

  • 人間と社会の関わりを焦点に、社会現象を理論的に解明
  • 現場の体験を重視した実践的な教育、フィールドワークと実習が充実

設立年

2005年度開設。社会、社会福祉、メディア、産業関係、教育文化の5学科で構成

主たる校地

今出川

取得できる免許・資格 ※1

  • 小学校教諭一種 ※2
  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史、公民、福祉)
  • 図書館司書
  • 学校図書館司書教諭
  • 博物館学芸員 など
  • ※1 取得できる教員免許の教科は学科によって異なる
  • ※2 神戸親和大学通信教育部および佛教大学教育学部(通信教育課程)との連携プログラムにより、中学校一種免許状または高等学校一種免許状とともに、小学校一種免許状を取得することが可能※プログラム履修料は、別途必要

関連のある主な資格 ※3

  • 社会調査士
  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士 など
  • ※3 関連ある資格は学科によって異なる

卒業後の主たる進路

  • 教育・福祉
  • 国家・地方公務員
  • シンクタンク
  • 大手企業(マスコミ、サービス、銀行、保険、証券など)

専任教員数 ※4

47

  • ※4 2023年5月1日現在

学生数 ※5

1833(男子:777、女子:1056)

  • ※5 2023年5月1日現在

学部の特色

フィールドワーク

社会学を学ぶ上で、教室を出て企業や学校、地域で話などを伺う調査研究は欠かせません。フィールドワークでは新しい発見、出合いが満ちあふれています。

徹底した少人数教育

各学科ともに定員を80名程度に設定することで、学生と教員の距離がたいへん近くなり、一人ひとりの学生に目配りしたきめ細かな学習を実現します。

多様な学びを実現する副専攻制度

社会学部での学科を超えた学びのために、他学科の所定の科目を学ぶ「縦断的」副専攻、共通のテーマについて5学科の複数の視点から学ぶ「横断的」副専攻を提供しています。

学科の詳細情報