政策学科
政治、経済、法律、組織。
「政策」は、さまざまな視点から学べるから面白い
学科の特色
日本や世界の将来に関わる「政策」の本質を学ぶために、学生が個性を発揮しながら能力を高める学びを行っています。
社会が抱える問題を発見・解決する「政策」を学ぶには、まず幅広い学問を修得し、その知識を基盤にさまざまな分野から自分自身のテーマを見つけ、実践力を身につけていくことが重要です。学生が早い段階で自身の関心を見つけられるように、初年次から、将来に目指す学びのイメージや、経済活動などを社会科学的に見る目の醸成、基本知識とコミュニケーション能力を身につけます。
2年次からは、政治・行政、法律、経済、組織、国際社会などの広範な専門科目を効率的に学ぶことができるよう、「政策レファレンス」を指針とし、個人の関心に応じて最適な科目を体系的に学びます。
政策現場を重視した実践的な教育により、問題解決に至る「政策」の理論と方法をシステマティックに探究するとともに、学生自身がさまざまな現場に出向くフィールド学習を通して、実社会の諸問題と向き合いながら学びを深めることも政策学科の学びのスタイルの一つです。
カリキュラム
上記科目のほかに、全学共通教養教育科目や、他学部科目などから選択して履修を行います。
卒業論文テーマ例
- 地方議会における直接民主主義的手法の活用可能性と課題-長野県飯綱町の政策サポーター制度を事例に-
- EUの環境戦略に基づく規制ならびに欧州市場を対象とする日本企業に及ぼす影響の分析
- 日本企業におけるwell-being向上を目的とした働き方改革に関する考察
- SDGsを手がかりとした農山漁村におけるまちづくりの未来-京都府の事例を素材として-
- フェアトレード・タウンから見る地域社会との連携によるエシカル消費推進の有効性について
- DXに伴う民間銀行が持つビジネスモデルの限界-従来の収益構造と封建的組織からの脱却-
- 投資による持続可能な社会への貢献 -ESG投資の課題と今後の展望-
- 認証制度から考える化粧品業界のエシカル化推進-オーガニックコスメに着目して-
- 児童館の機能と果たすべき役割について―歴史的背景とインタビュー調査からの考察―
- 食文化と観光を通した地方創生―イタリアと能登地域での農村観光を考察して―
- 教育大国フィンランドの教育システムから考える途上国の教育問題
- フィリピンにおける貧困からの脱却に向けた教育面への日本からのアプローチ