グローバル地域文化学科
「言語」「地域」「ディシプリン」「トピック/イシュー」の4つの軸で学ぶ
学科の特色
本学科では、「言語」「地域」「ディシプリン」「トピック/イシュー」という4つの軸を組み合わせたカリキュラムを実施。複数の言語の運用能力を基礎に、歴史認識、移民・難民、紛争、環境問題、ジェンダーといったグローバルな問題を考察するとともに、地域の歴史・文化・課題に関する学際的な知識を身につけることで、自ら問題を批判的に考察する方途を学びます。
カリキュラム
卒業論文テーマ例
ヨーロッパコース
- 「ベジタリアン」というアイデンティティ―社会的行為としての菜食の検討
- 小説、漫画からみたオノマトペ―日本語とフランス語の双方向による翻訳を通して
- ブレグジットのメディア表象における白人労働者階級のステレオタイプ化―現代イギリスにおけるマジョリティの再考
- スコットランド在住日本人のナショナル・アイデンティティについて―アンケート調査を通じて
- イギリスの対日観から見る日英同盟―東アジアにおける「日本」の特異性
- フィンランド独立前における国民意識の形成―叙事詩『カレワラ』と2つの女性像
アジア・太平洋コース
- ニュージーランドにおけるマオリ文化の意義―更なる包括的社会実現に向けて先住民族差別と芸術表現受容の観点から考える
- 経済発展のための最も効果的なインフラストラクチャーのセクター―東南アジアのGDP上位6か国について
- 災害対応のあり方から考えるインドネシア社会―人類学的視点から
- いかに在日ロヒンギャ難民はアイデンティティを主張し、日本社会に適応しながら、社会に包摂されていくのか―「居場所」を再構築する「役割」意識の観点から
- ウイグル問題から考える日本の消費者市民社会と人権問題
- ファストファッション企業のSDGsへの取り組みは大学生の消費行動に影響するか―ユニクロを事例に
アメリカコース
- See the Continuous Anti-Colonialist Movement in Native American Food Businesses
- カナダにおける先住民政策と和解プロセス―真実和解委員会の活動からの考察
- 日系人による記憶の構築―ブエノスアイレス日本庭園を事例に
- アメリカ社会が記憶するローザ・パークス―児童書に刻まれた国民的英雄
- コスタリカにおけるエコツーリズムは持続可能か―シレンシオ村とオスティオナル村の観光形態をもとに