経済学部の
特徴的な学び

少人数教育で、最先端の経済を知る

エコノミクス・ワークショップ(プライマリ・アドバンスト)

少人数教育も経済学部の特徴のひとつです。1年次の秋学期から履修することのできる「エコノミクス・ワークショップ(プライマリ・アドバンスト)」では、少人数で最先端のトピックスを探求することができます。演習(ゼミ)との違いは、自分の興味のある科目であれば何科目でも履修することができるところです。テーマは毎年見直しがなされ、「MMT(現代貨幣理論)を読む」「京都と日本の食文化」「ベーシックインカム・基本的必要・ジェンダー」といったさまざまな分野、領域の科目を提供しています。

正課 × 課外

企業との協働による充実したアクティブ・ラーニング

経済学部では、学生の自主的な研究・学びをサポートするさまざまな機会を設けています。正課授業で経済学の知識を深めながら、課外活動を通してより広い視野で経済を捉えることで、俯瞰的に経済を理解することができます。また、社会での実践を経験する機会にもなっています。

学生プロジェクト 学生たちがチームを組み、1年間(あるいは半年間)をかけ、自らが設定したさまざまな問題の解決に取り組みます。「フードバンクによるフードロス削減」「ふるさと納税で京都市の財政難を改善」など、そのテーマ・領域はさまざまです。採択されたプロジェクトには補助が行われます。
海外インターンシップ 海外に拠点を持つ企業の協力のもと、海外で約2週間のインターンシップを体験できます。言語も文化も異なる国での就業体験を通して、コミュニケーション力や任務遂行力を鍛えることができます。渡航費・滞在費を含めて10万円以下の自己負担で参加できるプログラムです。
ビジネスアイデア大会 企業から与えられた課題をもとに、各チームで練り上げたビジネスアイデアを競い合います。2023年度は西日本旅客鉄道株式会社より課題を掲示いただき、33プランの応募がありました。実際に社会で活躍されている方々から直接評価いただくことは、これから社会に出ていく上での自信にもつながります。
ディベート大会 論理的思考力やコミュニケーション力などの「実践力」を基礎から築きあげていくことを目的に、毎年ディベート大会を開催しています。2023年度は、25チームの参加がありました。事前の準備講座として「スキルアップ講座」等も開催し、ディベート未経験や苦手意識のある方でも実践力を身につけることができる内容となっています。
過去の学生プロジェクトの様子。課題名は「里山きゃんぱすプロジェクト」でした。
2023年度のディベート大会。テーマは「日本は企業の正社員の解雇に関する規制を緩和すべきである。是か非か。」でした。

PICK UP

キャリア形成プログラム

将来をイメージするキャリア形成支援の一環として、企業や行政との連携を前提とした教育・研究プログラムを構築しています。学部1年次生から大学院生まで、その門戸は広く開かれており、進路選択の具体化やイノベーション人材としてのスキルの向上など、それぞれの目的に合った効果を得ることが期待できます。

プログラムの一環で、企業訪問を行う学生(写真はパナソニック株式会社)