文化情報学科
2024年4月より新カリキュラム
“文理融合”の多彩で工夫された
カリキュラム
学科の特色
文化情報学科では、文化を自然科学の手法を用いて探究するという、文理融合型の新しい学問を展開しています。
この融合的な学びを実現するため、文理のいずれかに偏ることなく段階的に知識やスキルを得ることができるよう、文化に関わる多彩な科目を配置した「文化科学系科目群」、統計科学・数理科学・計算機科学に関する科目を体系的に配置した「データ科学系科目群」、学融合的な知見や最先端の研究動向を扱う「先端・融合系科目群」を提供しています。
また、文化情報学に関する教養を身に付けるため「文化情報学トピックス」など文化に関する教養科目を設置するほか、現代の「読み書きそろばん」と言われる「数理・AI・データサイエンス」のリテラシーレベルプログラムであるDDASH-L(全学共通プログラム)を必修としています。これらにより、研究展開のための基本的能力、データサイエンスの技法と応用力、論理的思考法や問題発見・解決能力を培います。
また3年次秋学期からは多彩なテーマを揃えた研究室に所属し、これまでの学びを発展・融合させた独自性の高い研究へと展開していきます。本学部では学生を教育機関の利用者ではなく、研究機関の一員と捉えて、学生と教員が共に研究活動を進めています。
また、一人ひとりの学生の学業や学生生活、就職などをサポートするためのアドバイザークラスの設定や、数学やプログラミングなどの学部での学びに関する相談室の開室など、入学後から卒業に至るまできめ細やかなサポートも実現しています。
カリキュラム(2024年度以降生)
上記科目のほかに、全学共通教養教育科目や、他学部科目などから選択して履修を行います。
卒業論文テーマ例
- 『源氏物語』における形容詞「うつくし」について―紫の上を中心に―
- VRコンテンツに対する体験者の観察行動評価―リアリティの多様性について―
- 旅行情報サイトの口コミ分析-新型コロナウイルスに着目して-
- 音から連想される色-男性的・女性的に着目して-
- 自己呈示手段としてのアバタ-現実自己がいかに投影されるか-
- ピクトグラムの識別性と色彩の割り当てがインフォグラフィックスに対する評価および読解に与える影響
- 解答自由度に着目した国語記述式問題の自動採点
- 画像特徴量のロバスト性に着目した敵対的サンプル検知に関する研究